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「ライティング・ゼミなんて自分には関係ない」と思っているあなたへ《スタッフ永井のゼミ潜入レポ①》


「何か得られるものはあるかもしれないから、とりあえず行ってみるといいよ」
そう言って紹介されたのが、天狼院のライティング・ゼミでした。恥ずかしながら、文章を書くということを人に教わるところがあるなんて、私はその時まで知りませんでした。講義を受けただけで、自分の書く文章がそんなに変わるのか? 文章の書き方なんて人それぞれだし、全部添削するなんてできるわけないし。一体どんな方法でスキルアップできるのか、私の頭のなかは「?」でいっぱいでした。
しかも、ゼミの説明会に当たるキックオフイベントは前の週に終わっています。というか、第1講が来週に迫っているではないですか! もう迷う余地がありませんでした。翌日には天狼院に行き、ゼミの詳細を印刷してもらい、その場で申し込みをしました。

なぜ私がそんなにも焦って、ライティング・ゼミに入ったのか。それはゼミの告知文にあった『人生を変える』というキーワードがどうしても頭から離れなくなってしまったからです。それなりに働いて、それなりに好きなことをやって、でも全部「それなり」にしかならなくて、これから先の人生も全部「それなり」にしかならないのかと思ったら居ても立っても居られなくなったのです。

申し込みを終えて家に帰り、もう一度落ち着いて資料に目を通しました。
「ああ、なんと!」
口に出して、そう言ってしまいました。そこに書いてあったのは『課題提出』の文字。冗談じゃない、今だって忙しいのに課題なんてやる時間取れるはずがありません。確かに一人暮らしだし、時間に融通は効くほうかもしれない。でも、毎週1本の記事を書いてそれを提出って、やっぱり無理に思えてしまったのです。
「やっぱりやめようかな……」という弱気な私が顔を出してきました。なんとかして彼女を肯定し、毎週の課題提出から逃げたい私は、1日のタイムスケジュールを書くことにしました。これです。

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やっぱり。全部埋まってるじゃないか!
無理なんだよなー。毎週なんてムリムリ! とりあえず講義だけ受けて、それから書ける時に書けばいいや。そんな甘ったれた気持ちで第1講を受けました。
講義の内容は初回ということもあり、分かり易すぎて拍子抜けするような内容でした。「なんだ、それならできそうだわ」そう思った次の瞬間、私は耳を疑いました。

「では、締め切りは明日、月曜日の23:59までとなりますので、みなさん遅れないように投稿してくださいね」
明日か、まあ無理だな。
「あ、このゼミは投稿しないと意味がないので、頑張って書きましょうね」
意味がないのか、仕方ないな……仕方なくないわ!
人生変えにきてるのに、仕方ないとは何事だ! だからずっと「それなり」だったんだろ?
と私の中の弱気だった私が怒り出したのです。
なんとかして時間を捻出せねば。先ほどのメモをもう一度取り出しました。
仕事が一番削りたいところだけど、生活ができなくなるのは困ります。ゼミのお金も払わなければなりません。使えるとしたらお昼休みの後半30分くらいでしょう。家に帰ったらゆっくりはしたいけれど、夏の間はお風呂は朝にした方がスッキリ家を出られるかもしれない。そうだ、夕食の片付けと一緒に洗濯などの家事もちょこちょことしてしまえば、テレビに夢中になって手が止まることもないわ。っていうか、趣味って書いてるけど、これ動画サイト見てるだけじゃないの? 読みたい本だって積ん読に何冊溜まってるのかわからないし。ただ単にダラダラしたいか、闇雲にピアノを弾く、そんな程度のものなのです。もうこれはちゃんと「読書」に書き換えなければなりません。そうして新しくなったスケジュールがこちらです。

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いける、全然いける。しかもちゃんと睡眠も確保できている。
ちゃんとこのスケジュールを守れば、1日3.5時間も使えるようになりました。さあ、もう時間がないなどと言い訳はできなくなりました。書くしかないのです!

私の生活は一変しました。毎週やってくるあいつ、そう「締め切り」に常に追われているのです。月曜の夜になると、Facebookのグループに投稿のお知らせがどんどん上がってきます。私はそれを片っ端から開き、読み漁りました。意外だったのは、継続受講の方がたくさんいらっしゃることです。講義内容は同じなのになぜ? と、その時は思いました。でも、この記事が答えを教えてくれました。

ねぇねぇ、わたしのどこが好き?」とは聞けないから、お金を払います。

記事:おはな さま

やはり。同じことを考えてる方がいらっしゃいました。
2期目の受講、それは1期目で手応えを感じた証拠なのです。もっとできる、もっと変われる、そんな可能性を強く感じ、継続受講されるのだとわかりました。
そして新しい仲間と出会えること、それも継続の理由の一つに挙げられると思います。Facebookの閉じられたグループで記事の投稿を行う中で、他の受講者の書かれた記事を読むことになります。名前とFacebookのプロフィール写真でしか知らないその同期生の記事には、その人の歩んで来た歴史や葛藤、夢に見た未来や思わず笑ってしまうような日常の一コマなどが詰まっているのです。会ったことなど一度もないのに、昔からよく知っているような気がしてならないのです。これはもう、立派なコミュニティです。
「ライティングの〇〇さん、そうそう、あの記事の人」
で会話が成立するのです。私もこんな記事を書いたせいで「ブラジャーの人」と呼ばれるようになってしまいました。

ブラジャーという戦闘服を脱ぎ捨てて
記事:永井里枝

でも、「ブラジャーの人」は決してこの記事が書きたくてライティング・ゼミに入ったわけではありません。確かに文章を書くのは好きな方です。昔からブログをちょこちょこ書いたりはしていました。欲を言えば、それでお金がもらえたらいいのに、なんて思ったこともあります。しかし天狼院のメディアグランプリのような記事を書くことは、考えていませんでした。
漠然と、本当に漠然と「人生を変えたい」それだけの動機で受講を始めた私ですが、途中でどうにも我慢できずにスタッフとして雇入れてもらうこととなり、文字通り人生を変えられて今この記事を書いています。
そんな私が先週、最後の講義を受けて思ったことはただ一つ。

このゼミの必要性に気づいて「申し込み」ボタンを押せるか、人生を分けるのはそれだけだということ。

文章なんて書いたことない?
大丈夫です、読んだことならあるでしょう。今この記事だってあなたに読んでいただいています。

時間がないから課題ができない?
1日30分、頑張って作ってください。7日で3.5時間、それだけあれば1記事書くのに十分です。

Facebookの使い方がイマイチわからない?
スタッフが、いえ、私が全力でサポートいたします!

それでも「私には無理かも……」と思ってしまうのなら、ぜひキックオフイベントにお越しください。もちろん個別でのご相談もお受けしていますが、実際のゼミのダイジェスト版を受講できます。

ここまで読んでいただいたあなた、自分の人生を変えたいと思ったことはありませんか?

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《キックオフ説明会》
12/6(火)キックオフ説明会
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■講師プロフィール:
三浦崇典(Takanori Miura)
1977年宮城県生まれ。株式会社東京プライズエージェンシー代表取締役。天狼院書店店主。雑誌「READING LIFE」編集長。劇団天狼院主宰。映画『世界で一番美しい死体~天狼院殺人事件~』監督。ライター・編集者。著者エージェント。2016年4月より大正大学表現学部非常勤講師。
NHK「おはよう日本」、日本テレビ「モーニングバード」、BS11「ウィークリーニュースONZE」、ラジオ文化放送「くにまるジャパン」、J-WAVE、NHKラジオ、日経新聞、日経MJ、朝日新聞、読売新聞、東京新聞、雑誌『BRUTUS』、雑誌『週刊文春』、雑誌『AERA』、雑誌『日経デザイン』、雑誌『致知』、雑誌『商業界』など掲載多数。2016年6月には雑誌『AERA』の「現代の肖像」に登場。


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