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天狼院通信

なぜ年収が半減するのに天狼院に合流したのか?《天狼院通信》


天狼院書店店主の三浦でございます。

写真に写っているのは、今月から天狼院に社員として合流した今村有美である。

彼女は、非常に変わっている。
その面接のときのことを思い出すと、同席していたなっちゃんが吹き出してしまうほど、変わっているのだ。

普通、面接といえば、凝り固まって、真面目なことを話すはずだが、彼女は最初から飄々としていた。
屈託がなかった。
しかも、自分の恋愛観などについて、とても変わった趣向を披露したのだ(*これは本人の今後のブランディングにも関わるので、伏せておく笑)。
面接なのに、大笑いしたのを覚えている。

こう見えて、彼女、誰もが知っている超優良企業で、多くの部下をもってバリバリに働いていた経歴を持つ。
話を聞くと、今後の出世も約束されているように思えた。

順風満帆。
そのまま、そちらの大きな企業に留まれば、安泰だったはずだ。
試しに年収を聞いてみると、驚くほどに高かった。

「え!? そんなもらってるの?」

と、ちょっと引くくらいに高かった。

前に転職したある出版社のエース編集者が、出版社からもらっていると言っていた額よりも、はるかに高かった。

自然と、こんな疑問が口からこぼれおちた。

「で、なんで、天狼院に来ようと思ったの? たしかに天狼院は本格的な拡張期に入っているけど、仕組みもまだ全然不備があって」

今だから、と今村は言った。

「今の天狼院だから、来たいと思ったんです。2年後、3年後の天狼院は、ほとんど完成されていると思ったから。今の天狼院だから、面白いと思ったんです」

僕となっちゃんは、顔を見合わせた。

僕も、なっちゃんも、意見は一緒だ。

実に、天狼院らしい。

そして、今の天狼院が最も必要としている人材だということが直感的にわかった。

天狼院でどういうことがしてみたい?

という僕の問いに対して、今村はこう言った。

「私は、ゼロから1を生み出すことは、得意ではありません。けれども、1を育てるのは得意です」

もう、それを聞いて、感動で鳥肌が立っていた。

正直、泣きそうになっていた。

 

まさに!

と、大声で言いたかった。
でも、まあ、面接だったので、できるだけまじめに振る舞った、たぶん。

 

今、まさに天狼院は絶大なる拡張期に突入しております。

僕がどんなにフルスロットルで働いたとしても、労働生産力には限りがあります。

様々な不備がサービスの上でも生じていることでしょう。

けれども、数少ないながらも、スタッフたちは、改善しようと日夜、本気で努力をしております。
そして、本当に少しずつではありますが、そのサービスの仕組みも出来上がろうとしております。
本当に匍匐前進的で、もしかして、お客様にしてみれば、もどかしいかと思いますが、日々、改善されております。

正直申しますと、ローンチしたばかりのゼミも、これほどお客様に来て頂けるとは思っておらず、その僕の甘さが仕組みの脆弱さを招いているということもあります。

が、何よりありがたいのが、お客様です。

まさに今村と一緒で、「今の天狼院だからこそ」と思っていただいているお客様が多くて、一緒に成長しようと、自分たちが参加しているゼミが、もっといいものになるようにと、まさに親身になって提言してくれているのです。

あるお客様にはこう実際に言われました。

「実は、本当に今の段階で小説家養成ゼミに参加できてよかったと思うんですよ」

なぜですか、との僕の問いにその方はおっしゃいます。

「だって、これから、天狼院は伸びていくでしょう? また、メディアとかにもこのゼミが紹介されるでしょう? そうなると、もう受講もできないくらいになると思うんですよね。実際に今も満席ですし」

たしかに、と僕は思います。

「それなので、今回が一番、作家になれる可能性も高いと思うんです。だから、今の段階で知ることができて、本当によかったと」

なるほど、と僕は思います。

また、つい先程、とある受講生の方から、電話を頂きました。
様々、改善について提言頂いた中で、こうおっしゃいました。

「私たちも三浦さんや講師の先生が情熱を持ってやってくれているのを、みんな知っているんです。それを知っているからこそ、こうして言わせていただいているんです」

もう、泣くほどうれしいです。
みなさま、天狼院が成長期だということを理解した上で、それでもなお自分の夢を実現するためには、天狼院をおいて他にないと思ってくれて、当事者意識を持って、真剣に参加して下さっている。

これに、応えないわけにはいかない。
そして、少ない戦力ながら、全力で当たってくれているスタッフたちの想いと努力にも報いなければなりません。
それで、僕は、各店の人件費を一気に2倍に拡大することに決めました。

お客様に、よりよいサービスを提供するためです。

お客様が、安心して、伸び伸びと自分の目指すものに集中してもらうためです。

若いスタッフが多い中で、今村はその要になってくれると思っております。

また、若いスタッフたちも、今村から多くを吸収して、さらに大きく成長してくれるだろうと思います。

もし、天狼院に不手際があるとすれば、すべて、店主である僕の責任です。
けれども、温かいお客様とやる気に満ちたスタッフがいる天狼院ならば、急速に成長して、さらにお客様の期待に応えられるサービスを提供できるようになると確信しております。

これからも、どうぞ、温かく見守ってください。

一丸となって、応えてまいりたいと思っております。
どうぞよろしくお願いします。

また、新スタッフの今村有美をお見知りおきを。

彼女は、面白いことをしでかすのではないかと、僕はわくわくしております笑。

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TEL:03-6914-3618

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2016-01-19 | Posted in 天狼院通信

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