天狼院通信

西内まりや《天狼院通信》


【西内まりや】昨日だったか一昨日だったか定かではないが、めざましテレビか何かでとてつもなく綺麗な女性アーティストが出ているのを見て、目が釘付けになった。
西内まりやという人らしい。
とんでもない光を放つ存在がいるもんだと強烈に印象に残っていて、あとで調べてみようとぼんやり思っていたが、今日、朝から喫茶店ハシゴをしながら、3月22日上映の映画『世界で一番美しい死体』の脚本を書いているのだが、池袋サンシャインのスタバで2時間ほど粘って、頭もフラフラになりながら迷走を繰り返し、さて、サンシャインの近くのヴェローチェにでも移動しようかと噴水広場を通りかかると、巨大なポスターが広場にかけられている。
見覚えがある女性アーティストの写真が大きく描かれていた。
西内まりやと書いてある。
そう、めざましテレビでみた、あのアーティストだった。
それが、直そばにいた。ミニライブ&握手会を開催していたらしい。
別に、運命の出会いと思ったわけでも、殊の外高揚したわけでもない。
これが、東京という街だ。

もしかして、今脚本を書いている映画が成功すれば、近い将来、西内まりやだって出演してくれるかもしれないと、平常心で思った。
別に、難しい話ではない。
難しく考えるから、難しくなるだけの話だ。

年末、ある女性のビジュアルに心をわし掴みにされた。
ディープインパクト的に心をハードクラッシュされて、世の中にはこれほどフォトジェニックな人もいるのかと感心した。
感心するだけでなく、映画出演の依頼のメールを書いた。

なにせ、僕は文章を書くのが得意だ。

年が明けて、とある芸能事務所のマネージャーの方からメールがあった。
話が聞きたいと。
そして、その当人とあって打ち合わせをした。

まだ映画を作ったこともない、僕の映画に出てくれるという。

その脚本を、今、僕は必死で組み立てている。

おそらく、西内まりやもこの延長線上にあるのだと思う。

想いは実現するだの、願えば叶うだのといった、なんというオカルトチックなスピリチュアルな話ではない。

きっと、余裕で実現する話なのだ。

余裕で実現しなければならない話なのだ。

すべては途上であって、僕は未だ何一つとして成し遂げていない。

やがて、西内まりやも途上となって、過去となる日もくるやもしれない。

そう思うと、俄然、書く気がわいてきた。
ファミマでオールドファッションチョコのドーナツとラムネを買って糖分を補給する。
ヴェローチェではオレンジジュースを頼み、脳の状態を優先させる。

さて、ここからは忍耐である。
高揚である。
才能なぞ、くそくらえだ。

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2015-02-01 | Posted in 天狼院通信, 記事

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