チーム天狼院

【恋愛記録】付き合いたいと思った理由、それは《ありさのスケッチブック》


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すきなひとがいるのっていいですよね。
何も変わらない単調な日常の中で、
すきなひとの言葉や動作一つで
楽しくなったり、悲しくなったり、ときめいたり。

初恋の頃なんかを思い出すと、
なんだかあったかくてくすぐったい気持ちになってしまいます。

さて、みなさんも今までの恋の記憶をさかのぼってみてください。
幼稚園とか小学校とか幼い頃、「すきなひと」、たくさんいませんでしたか?

『すきなひと3人いるんだけどー、
一番好きなのは○○くん!

××くんは笑わせてくれるからすきでー、
△△くんはたくさん話してくれるからすき。
だけどね、○○くんはすごく優しくて、頼もしいから一番すきなの!』

みたいな。

こんな話をしたこと、ないですか?
そんなのなかったよ!という方も、ちょっと思い出してみてください。

次のようなこと、思ったことないですか?

あの人の方がかっこいい。
だけど、この人とならずっと話していられて居心地いいなあ…

はい、いかがでしょうか?
「かっこよさ」と「話しやすさ」といった
違った魅力どちらにも惹かれてしまうこと、
それに戸惑いを感じている様子ですね。

このように「たくさんすきなひとができる現象」が起きるのは、
きっと無意識に、周りにいる異性を
カテゴリー別に分けたりしているからなのかな、と思うんです。

「話してくれる枠」
「スポーツできる枠」
「面白い枠」

このように分けていって、
枠の中の上位がすきなひとになる、という感じでしょうか。

やー、ありました、この枠、私にも。

ちなみに。
卒業アルバムにこの枠と似たランキング、ありませんでしたか?
〈面白いと思う人ランキング!〉
〈スポーツ万能な人ランキング!〉
きっと、どなたかのアルバムにはあったのではないでしょうか。
枠は、こんなイメージです。

さて、枠なんてないんだけど、という方もいたと思います。
お待たせいたしました、こちらはどうでしょう?

「初恋の人はクラスの人気者!」

初恋じゃなくても、幼稚園生とか小学生の頃を思い出してみてください。
クラスで目立って中心にいるような人気者。
そんな人に好意を寄せている人は、たくさんいませんでしたか?

例えば、修学旅行の夜。
なぜか好きな人の話、しますよね。
いそいそと布団の中に入って、
みんなで肩を寄せ合って
ひそひそ声で好きなひとを打ち明けていく。
それで順番に打ち明けてみると、
何人かが同じ人を好きになっている、
なんてこと、ありませんでしたか?

もしくは、自分と同じ人を好きになっている友達がいることをウワサで聞くとか。
小学生とかって、AさんとBくんが両想い!なんて話で盛り上がりますからね。笑

私自身も、すきなひと枠があるとき、人気者がすきってとき、
どちらもありました。

でも、ある時から、総合一位を決め始めますよね。
はい。誰か一人に「お付き合いするひと」を決める時です。

一人に決めた、その細かい理由はひとそれぞれ。
でも結局のところ、付き合いたいと思った理由、それは
“自分が一番心惹かれた”
それだけなんでしょうね。

私が大学に入る前、高校生のときに
この人しかいない、と思った時もそうでした。

最初のきっかけは一年生の頃、
めちゃくちゃ暑い夏でした。

学校でも有名なひとだったのでなんとなく彼のことは知っていました。
最初こそぱっとしないなあ、なんて思っていましたが。

だけど、彼のことを私の先輩が
「すごく素敵なひとだよね!」
と言っているのを耳にして、
ちゃんと話してみたいな、と思うようになりました。

それからしばらくして訪れた夏休み。
とある場所で、彼とばったりと鉢合わせしてしまいました。

わわわ…!!どうしよう!

遠くに見える彼の姿にドキドキしながら、
もう一度彼の方に目を向けると、なんと目が合ってしまいました。

目があった瞬間、ビビッときました。

私は思わず駆け寄り口を開くと、
「あ、あの…!」
と話しかけていました。

「どうしたの?」
私の存在に気づき、そのひとは笑って応えてくれました。

それからは、いろんな話をしました。

独特の世界観、
ゆったりした雰囲気、
優しい心遣い。

いろんなひとに愛されてきたんだろうな、
とすぐに思いました。

それからしばらく話して、
それじゃまたね、
といって別れてから
ふらふらと最寄りの駅に向かい、
乗った帰りの電車の中。
ひたすらぼうっと今起きたことを思い出していました。

恋、だったんだと思います。

いつもこの場所にいるからたまにおいでよ、

その言葉がひたすら頭の中でリピートされ続けていました。

それからは、見かけることはあっても
話すことはあまりありませんでした。

だけど、どんな人なのか知りたくて、
周りの人に聞きまわったり、遠くから眺めたり。
彼のことを調べれば調べるほど良いところばかりで、
さらに惹かれていきました。

あの場所にいったらまた話せるかも。

そう思ってあの日と同じ場所に向かったのは二年生の時。
ふらっと行ってみると、彼は、あの日と同じように快く向かえてくれました。

この日は、いろんな話をしてくれました。

今は、いろんな人と仲良くなっていること。
グループワークでの授業がたくさんあること。
まわりとは違う能力を身につけたいこと。
その一歩として英語でビジネスを学んでいること。
近々、留学にいく予定であること。
将来は、英語力を駆使して世界で活躍したいこと。

その話は、私にとってすべて魅力的でした。
絶対に他にはないと思えることばかりでした。
私はこの場所で、同じ夢を追いかけたい、と思いました。
上手く言えないけど、とにかく惹かれてしまったのです。

これが、私がここしかない、と思った理由。

立教大学経営学部国際経営学科を
選んだ理由です。

最初こそ、“すきな大学はたくさんある!”状態でした。
しかし、いつからか“ここしかない”という気持ちに変わっていきました。

MARCH“枠”だから、とか
“人気”の学校だから、とかではなく、

私が心から行きたいと思える大学はここしかない。
ここでならきっと自分がやりたいことができる。
そんな強い思いがありました。

ここしかない、と思っているので、
“人気”の高い立教より上のレベルの学校であっても
同“枠”である経営学部であっても、
なにか違うんです。
だからこそ、この大学、この学部学科への強い思いを
持ち続けられたんだと思います。

だから、私が合格を知ったときは、
この上ない喜びと嬉しさでいっぱいになり、
これから始まる大学生活への期待は高まりっぱなしでした。

それからは予想以上に充実した日々を過ごし、
あっという間に私は3年生になりました。

今こそ、入学当初とは違った目標をもっていますが、
それでも私がやりたいことができる環境に恵まれた点では変わりません。

もし、ここじゃなかったら。
たまにそんなことを考えます。
1年生の時にカナダへ留学したり、
ビジネスプランを考え、競い合ったり、
半年ほどの時間をかけて企業研究したり、
鬼のような量の課題が出る授業でプレゼンを行ったりレポートを書いたり、
泣けるくらい文章力の無かった私が論理思考にのめりこんだり、
後輩の授業のサポートをしたり。

どれも、できなかったことばかりだろうな、と思います。
本当にこの学校、学部、学科を選んでよかったと心から思います。

そう思えるのはただ入学できたからではありません。
大学を通して、たくさんの人のお世話になったからです。
いろんなことに巻き込み巻き込まれて、本当に大切な仲間に出会えたと思います。

すきなひとに出会えるときのように、この大学の出会いも縁なんでしょうね。

いつも、私の周りに居てくれる全ての人に感謝を込めて。

ありさでした。

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2015-10-13 | Posted in チーム天狼院, 記事

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