チーム天狼院

【内部告発!】天狼院を辞める前に一言 みはるの古筆部屋


天狼院

 

内部告発します。
天狼院は「逃げたくなる」辛いところです。

 

わたしは小学生のころ、男の子からからかわれていました。コンプレックスだった天然パーマをいじられ、筆箱の中身を外に投げられても彼らから「逃げる」ことはしませんでした。その代わりに、泣きながらやり返す方法を考える女の子でした。

わたしは中学生のころ、貶されて伸びるタイプでした。高校受験のために通っていた塾では大学生の先生に「どうしてこんな問題もできないの?」「落ちる可能性の方が高いからね」そう言われ続けていました。相当勉強や塾に行くこと自体が嫌になっていましたが「逃げる」ことだけは絶対にしないと、悔しかったからこそ猛勉強をして結果を出すような少女でした。

わたしは高校生のころ、英語に夢中でした。単語の暗記や文法よりも英語での会話が大好きでした。留学をしたときはたとえ一緒に留学している日本人相手でも英語で話すようにしていて、決して日本語に「逃げる」ようなことはしないひとでした。

 

大学2年生も終わりに近づき、天狼院のスタッフになって半年、自分というものがいよいよわからなくなってきました。だから過去の自分はどうだったのかを思い出してみたのです。こう書き出してみると、わたしって「逃げる」ことが大嫌いで、必死に自分のできることを探して必ず結果を出してきた人間だったんだなと思います。

しかし、一方で今のわたしはすっかり「逃げ上手」になっていることに気がつきました。

大学1年生のとき所属していたサークルは活動内容に興味がなくなったから、このままサークルにいても何も貢献できないと思うから、他にやりたいことがあるからという理由をつけて辞めてしまいました。

大学の授業は単位が簡単にくるもの、いわゆる楽単を選ぶようになりました。たまに難しい授業を間違えてとってしまうとすぐに履修中止を申請までするようになりました。

TOIECの勉強は周りとの点数の差を突きつけられるのが怖くてあえて勉強はしなくなりました。

課題をたくさん抱えてしまったときは、忙しいから仕方がないと手を抜けるものは適度に手を抜いて誤摩化してきました。

このままだと自分が辛くなってしまう、周りとの差が歴然だ、これ以上はもう頑張れない、たとえ頑張ったとしてもその先が見えてこないと思ったときわたしは「逃げる」ことを選択する人間になっていました。

たしかに、潰れないようにするために「逃げ」を選択して自分を守ることもときには必要なのかもしれません。しかし、いつの間にか無意識にいろいろなことから「逃げ」てきたわたしは結果として辛い思いをしています。

そして今わたしは天狼院という高くて分厚い壁を目の当たりにして
その壁を乗り越えることではなく、その壁から「逃げる」ことを選択しようとしているのです。

 

わたしが天狼院に合流したのは昨年9月のことでした。大学の学部の先輩、しかもかなりお世話になった先輩(スタッフのまみこさん)が何やらFacebookに記事をあげている、それがかなり面白いと思ったことが天狼院との出会いでした。彼女が記事をアップする度にコメントをして「いいな、わたしもこんな記事を書けるようになりたいな」と羨ましく思っていました。

そんなある日彼女がTwitterにこんなつぶやきをしていました。「天狼院の新しいスタッフを募集しています!」と。わたしはすかさずこの話に飛びつき、店主三浦との面接を経て天狼院のスタッフになることができました。ほぼ面接なんてしない三浦がわたしと会ってくれたのはまみこさんの推薦だったからということで…… 本当にまみこ様様です。

大学でいう後期からスタッフとして働くことになったわたしに、早速大きな壁が立ちはだかりました。天狼院での仕事と大学の授業や活動との両立です。後期はゼミや授業、課外活動の忙しさが凄まじくほぼ天狼院に顔を出すことすらできていませんでした。ここでも「逃げる」ことを選んでしまったわたしは、猛スピードで変化し成長する天狼院の仕事についていけなくなりました。

あんなに切望していた天狼院スタッフとしての活動ができていない自分はなんのためにここにいるんだろうと毎日思っていました。同じタイミングではいったインターン生は次々と仕事をこなし、みんなからもスタッフとして認められている。でも、わたしは…… いっそ辞めてしまえば、また「逃げて」しまえば、そんなことを考えるようになっていました。

しかし、わたしの「逃げ癖」が功を奏したのか、何も行動を起こさないうちになんだかんだ時が過ぎて後期も終わり、やっと天狼院に注力できるようになりました。店頭で本の紹介をしたり、お客様がゆっくりしていってくださる姿を見たり、イベントを立てたり、ゼミのマネージャーをやったりと仕事が面白くて楽しくて仕方なくなりました。

天狼院のために何か貢献しているという実感は、自分はここにいていいんだという気持ちをもたらしてくれました。

一方で、またどうしても「逃げてしまいたい」とも思うのです。

 

店主の三浦は言いました。「天狼院のスタッフはライティング力がないとだめだ」と。文章を書く力がないとお客様に天狼院の魅力を知ってもらうこともできなければ、店頭やイベントに来ていただくこともできない。そりゃ、そうだと納得したわたしは記事をあげ続けることに決めました。

スタッフがいつでも自由に記事をあげることができるようになるには、メディアグランプリで1位を獲得しなければなりません。

でも、何度書いても書いても書いてもメディアグランプリでは1位になれない。わかってます、自分の書く能力がまだまだ足りないんだなって。でももう、どうすればいいかわからなくなってきました。本当は1位になって、フリー投稿権をもらって、自由にたくさんの記事を書いてたくさんのお客様に天狼院のことを知ってもらいたい。今それができない自分はここにいていいのだろうか。

「もう、逃げたいと思ってる」

とこんなことを友人に話しました。そうすると彼女は

「そんなに一生懸命になれることがあるのは羨ましい。わたしも何か見つけなきゃ!」

と笑ってくれました。

読んでもらえる記事が書けなくて、どうしても1位になれないわたしは天狼院にいる意味なんてないんじゃないか、それならいっそ辞めて、「逃げて」しまおうかと考えていたわたしには意外な言葉でした。

彼女は、いつもはおっとりしているけれど芯はしっかりしているわたしの大好きなひとでした。

文章を書くことが好きで天狼院にはいって、それができているのに、辛い、苦しい、辞めたい、「逃げたい」なんて言っている場合じゃない。

わたしの前に立ちはだかる高くて分厚い壁を乗り越えるのには長い時間がかかるかもしれない。でも、そこから「逃げる」ことは違う。

 

大学の友人には、
「記事読んだよ! わたしも同じこと思ってた!」
「未晴は頑張っててすごいと思う」

と声をかけてくれるひとがいます。それが泣くほど嬉しいのです。

天狼院には、店主の三浦を筆頭に本当にすごいひとがたくさんいます。記事を書けば必ずメディアグランプリで1位になるひと、お客様への本の紹介が段違いでうまいひと、デザイン性があるひと……

そんなスタッフの中にいて何もできない自分はここにいる意味がないと思っていました。でも、この記事を書いていてそんなスタッフの中にいるからこそ自分のできることを必死で見つけるためにもがこう、すぐに「逃げよう」とする自分ではだめだと思い直すこともできました。

すごく小さなことかもしれないけれど、
笑顔で店頭に立とう、来てくださったお客様とお話をすることでは誰にも負けないようにしよう、気持ちよく過ごしていただくために本の整頓は徹底しよう、たくさんの本を読もう、イベントにはできるだけ参加するようにしよう…… 他のスタッフと比べたら天と地ほどの差があるかもしれないけれど。自分の目の前にあることをきっちりやり遂げよう。

 

 

内部告発します。
天狼院は「逃げたくなる」辛いところです。でも、それ以上に楽しいこと、嬉しいこと、頑張れる場所、素敵なお客様との出会い、自分を見つめ直す機会がたくさんあります。

一度「逃げよう」としていたから、これからより一層頑張ろうと思えています。何ができるか、何を頑張るか、そのためにどうするか、はこれから必死に考えようと思います。「逃げず」にいちスタッフとして精進しますので、

天狼院のお客様、スタッフ、今後ともどうぞよろしくお願い致します!

 

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