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チーム天狼院

【応募締切8月27日】あのとき、ああしてなかったらと思うと怖くて眠れなかった日のこと《アルバイト・社員候補スタッフ大募集開始!》


はじめまして。東京天狼院スタッフのみはるです。

 

タラレバ

半年ほど前、こんな言葉が流行っていたのを皆さんは覚えているでしょうか?(もしかしたら、わたしが知らないだけで、まだ流行っているのかもしれませんが)

わたしも大好きな漫画が原作で、今年の1月から連ドラ化され、吉高由里子、榮倉奈々、大島優子が「タラレバ娘」を演じたことが話題を呼び、瞬く間にホットワードになった言葉。

 

仕事や恋愛に翻弄される32歳独身の女3人が、事あるごとに女子会を開き、
「あのとき、ああしてタラ......」
「もし、こうすることができレバ......」

と、ありもしない妄想話を永遠に繰り広げ、互いに傷の舐め合い、慰め合いをするのですが。
そこに坂口健太郎演じる、若くてイケメンのモデルがグサグサ刺さる言葉で、現実を突きつけていく、というお話。

 

わたしも、いち女子です。「タラレバ娘」の気持ち、すご~くよくわかります。
「タイプじゃないひとに告白されたあのとき、妥協して付き合ってタラ、今頃幸せだったのかも」とか、「好きなひとができレバ、わたしだってもっと可愛くなる努力するもん」とか、「チャンスさえあレバ、自分は迷わず飛びつくはずだ」とか、「もっとスキルがあっタラ、どんどん仕事するのに」とか。

彼女たち同様、仕事のことや恋愛のことをおかずに半永久的に妄想ができる自信があります。女子の妄想力って怖いですよね、ほんとに。

過去に起きてしまったことを悔やんで、そのときとは違う道を選んだ自分を妄想する。本当に起きるかわからない未来を妄想し、期待を抱く。そうです。タラレバ妄想が楽しいのは、現実にはないことを考えるからだと思うのです。

妄想は楽しいものだ。

と、ずっと思っていました。だから、こんな日が自分に訪れるなんて思いもしませんでした。

 

どうしても眠りにつくことができず、眠るという行為にこんなに苦労したのは初めてでした。いつもなら、小説を読むか動画を見るか、iphoneをいじるかしていると自然に眠ることができるのに。そのすべてを試してみても全然ダメでした。

わたしはずっと考えていたのです。そう、妄想をしていました。

 

あのとき、ああしてなかったら
今どうなっていたのだろう

頭の中で、こんなことをループして、ふと時計を見ると深夜3時を過ぎていました。じっとしていられず、パソコンに電源を入れ、今こうして文章を書いています。何かしていないと、今のこのどうしようもない感じを吐き出していないと、怖くてしかたがないのです。

 

 

今から丁度2年前。今と同じように天狼院書店では新しいスタッフを募集していました。ただ、当時はまだ福岡天狼院もできていなかった頃で、今ほど大々的に募集をかけていたわけではありませんでした。東京天狼院をリニューアルするから、人がもっといれば大きくできるから、という理由だったと記憶しています。今ではカフェ営業をしている天狼院ですが、カフェが始まったのもリニューアルしたときからで、部活はやっていたものの、ゼミというサービスはなく、今の天狼院に当たり前にあるものが、まだないときでした。

 

そんな細々としていたスタッフ募集を、わたしが目にすることができたのは、大学の先輩が天狼院のスタッフとして働いていたからでした。彼女はわたしの大好きな先輩で、彼女が天狼院で書いている記事も大好きでした。

 

大学2年生、前期に全力を注いでいた学部内プロジェクトが終わり、よくわからない虚無感とこれから何をしたらいいのかわからない焦りを抱え、ぼーっと夏休みを過ごしていたとき、

 

天狼院という書店を初めて知り、どんなことをやっているところなのかも、どんなひとがいるのかも、自分が何をするのかも、全く知らないまま、

 

天狼院で働きたいです!
そう、先輩に連絡をしたのをはっきり覚えています。

 

 

そのときのわたしは、とにかく何かをできればいいと思っていました。自分にとって少しでも新しい何かを始めることさえできれば満足だと。先輩の記事は好きだけれど、彼女以外の天狼院の記事を読んだことはありませんでした。大きくするために人がほしいことは知っていましたが、自分が活躍して大きくしてやるんだ、というような野心も正直ありませんでした。でも、先輩みたいに面白い記事を、読みたくなる記事を書いてみたい、その一心と勢いで、

働きたいと、言えた自分を褒めてやりたいと思います。よく、言った! えらいぞ自分。

 

だけれど、いつ辞めようかということだけ考えていたときもあります。そう思ったのは、自分が役に立っていないと思ったからです。わたしが天狼院で働きたいと思った理由は、いわば記事を書きたいから、それだけでした。そのくせ、全くヒット記事を書くことができず、だったらもう、自分はこの天狼院という組織にいる意味がないのではないかと、思っていました。

そんな一番辛いときに書いた記事
【内部告発!】天狼院を辞める前に一言 みはるの古筆部屋

 

が、アクセス数を伸ばし、やっとの思いでメディアグランプリ1位を獲得することができました。本当に嬉しかったですし、自分が天狼院にいていい理由ができたようで、安心もしました。

 

こうして、わたしは今も天狼院で働いています。
でも、働く前に思い描いていたほど、記事をバンバン書いているかと言ったらそうではなく、ヒット記事が書けるようになったわけでもありません。もちろん、もっともっと書かなければとは思っています。

 

ただ、今のわたしは記事を書きたいから
天狼院で働いているのではありません。これは、最近自覚したことで、自分でも驚いています。確かに、はいりは先輩の記事への憧れからでした。そして、自分でも書いてみて、そんなに大きな結果は出せていないけれど、自分の企画するイベントの宣伝記事くらいは書けるようになりました。

 

ずっとずっと心のどこかにはあって、でも言語化はできなくって、自分の気持ちが本当にそうなのかもわからなかったことがあります。今までは、記事を書くという天狼院にいたら当たり前に求められることを目標に、この組織にいました。天狼院の代名詞のような、その行為を掲げていれば問題はなかったからです。「記事を書きたいから天狼院にいます」と言って、これをとやかく言うひとはいません。
でも、違うんです。わたしは、

 

組織をつくりたい

 

そう思っています。これは皮肉にも、わたしが就活のため天狼院を離れていたときに、やっと自分の言葉にできたことでした。

 

この2年、天狼院は様々な形に組織を変えてきたように思います。店舗が増え、そこで働くスタッフが増え、ルールが増えて、運営の仕方も変わる。それも、もの凄いスピードで。

わたしが天狼院にきた頃は
まだまだ知るひとぞ知る書店だった天狼院が、福岡にも京都にも店舗を出して、池袋にはスタジオもでき、8月26日には初の商業施設内店舗として、WACCAに池袋駅前店がオープンします。

こんなに近くで、組織が大きくなっていく様を見て、
組織をつくりたいと思わない方が不思議だと思うのです。

就職先も、組織づくりに関わる仕事のできるところに決めました。

 

だから、
もし、あのとき。
天狼院スタッフ募集という先輩のツイートを見ていなかっタラ
働きたいという気持ちを素直に伝えていなけレバ
記事を書き続けることをしなかっタラ
辛いという理由で、天狼院を辞めていレバ

今、こうしてスタッフ募集の記事を書くこともなく
組織に関わる仕事がしたいなんて、思うこともなく、
4年の夏休みをぼけーっと過ごしていたのではないか、と思うと怖くて眠れないというわけです。

 

来年の4月から、わたしは組織をつくる仕事ができるのだろうと思います。しかし、その前に2年間見てきた、悶々としながらも働いてきた、天狼院が今また大きくなろうとしているのを目の当たりにして、何もしないという選択肢はありません。

こんなに絶好の組織をつくるチャンスはきっと、もうあと半年で終わる学生生活の中には残されていないいと思うのです。組織をつくるには、まず仲間集めから。

 

8月26日に天狼院書店池袋駅前店が、WACCA2階にオープンします。それに際しまして、東京ではスタッフの募集をしています。

もう起こることのないことを、「あのとき、天狼院のスタッフ募集に応募してタラ」「迷っていなけレバ」と妄想するのは楽しいかもしれません。

けれど、楽しいだけで終わりです。

 

そうではなく、「あのとき、天狼院のスタッフ募集に応募していなかっタラ」「すぐに決断していなけレバ」と思うと、怖いよね

なんて会話を、新しいスタッフの皆さんとできることを、心より楽しみにしております。

 

***

天狼院書店(池袋地区)では、新しいスタッフを募集しております。
アルバイト・スタッフと同時に、社員候補のスタッフも募集いたします。
いずれの場合も、まずはアルバイトとして採用します。
3ヶ月間の試用期間を経て、希望者の中から、相応しいと店主が判断するスタッフを契約社員に昇格させます。
契約社員としての契約期間6ヶ月間で、もし適性があると判断した場合は正社員への登用を決定いたします。

応募は、エントリー方式です。
まずは、天狼院の公式ホームページの「問い合わせ」

TEL:03-6914-3618

より、件名に「天狼院書店アルバイト・スタッフへの応募」と記しお名前、お電話番号、メールアドレスをお送りください。
ご連絡先を確認できた方にスタッフよりご連絡いたしますので、「履歴書(*写真付き)のPDFファイル」をメールでお送り下さい。
それを「1次選考」とさせていただきます。
その中で、面接に進んだ方にのみ、担当者から連絡を差し上げます。
なお、募集は複数回開催させていただく予定ではございますが、募集人員に達した場合、予告なく募集を打ち切らせていただきますので、お早めのエントリーをお願いいたします。
皆様のご応募、お待ちしております。

■応募締め切り:8月27日日曜日

■面接日:8月29日火曜日、8月30日水曜日(予定)

【条件】アルバイト・スタッフ
業務内容:店舗運営業務/イベント運営業務/編集補助など
応募資格:業務に支障がないレベルでパソコン・インターネットを扱える方/学生の方だけでなく、主婦の方も歓迎/土日に入れる方歓迎/書店未経験者歓迎
給与:当社規定による
出勤日数:週3日以上*完全シフト制(応相談)
勤務時間:9:30〜22:15の間の3時間以上*シフト制(応相談)
交通費:当社規定による
勤務地:天狼院書店 池袋地区「池袋駅前店/東京天狼院/スタジオ天狼院」のいずれか(その日によって、店舗を移動していただく場合もございます)

【条件】契約社員
業務内容:店舗運営業務/イベント運営業務/スタッフ教育/編集補助など天狼院の全ての業務
応募資格:大卒以上*応相談/業務に支障がないレベルでパソコン・インターネットを扱える方
給与:月給制*当社規定による/インセンティブ給与有/社会保険等完備
出勤日数:週休2日制
勤務時間:9:30〜18:30(実動8時間)/13:15〜22:15(実動8時間)シフト制*変更になる場合有
交通費:当社規定による
勤務地:天狼院書店「池袋駅前店/東京天狼院/スタジオ天狼院/福岡天狼院/京都天狼院」のいずれか
契約期間:6ヶ月(延長・社員登用の可能性有)

【条件】正社員
業務内容:店舗運営業務/イベント運営業務/スタッフ教育/編集補助など天狼院の全ての業務
応募資格:大卒以上*応相談/業務に支障がないレベルでパソコン・インターネットを扱える方
給与:月給制賞与有*当社規定による/インセンティブ給与有/社会保険等完備
出勤日数:週休2日制
勤務時間:9:30〜18:30(実動8時間)/13:15〜22:15(実動8時間)シフト制*変更になる場合有
交通費:当社規定による
勤務地:全国の天狼院書店(*転勤有)

【天狼院書店へのお問い合わせ】

TEL:03-6914-3618

天狼院書店「東京天狼院」
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2017-08-24 | Posted in チーム天狼院, 募集

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